意外と身近な副腎疲労のこと1

最近、IPS細胞だとか、ゲノム編集だとか、よく耳にします。 詳しいことは分からないけれど、生物や細胞を分子単位でとらえる研究がどんどん進んでいる感じがします。 人の体について詳しく分かるのに伴い、これまでは分からなかった病気や、病気の原因が発見されつつあるようです。 これって、すごいことだなぁと思います。 なぜなら、病気について新しいことがわかるということは、その病気の新しい治療方法もわかる可能性があるということだから。 私が倒れた原因である副腎疲労症候群も、最近、知られだした病気のようです。 そういう意味では、私、運が良かったなと思います。 10年前なら、治療方法がわからなかったかもしれないのですもん。 副腎疲労、実際に一般のお医者様にはまだあまり認知されていないようです。 私も、栄養療法の先生に出会う前に診てもらっていた病院では「う〜〜ん。検査結果は問題ないです。手術後で体力が落ちているから十分休養して様子をみてください。」でしたから。 私には副腎疲労なんて関係ないわと思った方。 意外と身近なお話かもしれないので、よかったら読んでみてください。 副腎疲労(副腎疲労症候群)とは、どんな病気?ということから。 主にストレス、栄養失調、体内の炎症などがきっかけで、うつ病のような症状をもたらす病気です。 具体的にどのような症状があるかというと。 ・とても強い疲労感、倦怠感が続く、休息しても回復しない ・睡眠障害がある、朝起きられない ・立ちくらみがする ・筋肉、体の痛みがある、肩こりがひどい、神経過敏になる ・ストレスに対処できない、我慢できない ・病気やけがが治るのが遅い ・うつ症状になる、集中力、記憶力が落ちる ・食事を抜くと悪化する、塩辛いもの、甘いものが欲しくなる ・性欲が低下する、PMSが悪化する 、、、などなど。 私は、ほとんど全部の症状が出ました。 出なかったのは、塩辛いものが欲しくなると、記憶力が落ちる、PMSが悪化する、くらいです。 どれも良くある症状かもしれませんが、その強さがどれも経験したことのない強烈さで参りました。 よく、ここまで回復してきましたよ、ほんとに(笑) ところで、ストレス、栄養失調、体内の炎症ってどういうことでしょう。 少し整理してみます。 ストレスは生きていれば付きものですが、今は以前に比べていくつものストレスを同時に抱えている人が増えているように思います。 強いストレスだと、手術や事故、近しい人の大きな病気や死、結婚や離婚など。 そこまで強くなくても、いろいろあります。 人間関係、家族関係、子ども、介護、お金。 夜更かしや睡眠不足、長時間の労働、セクハラ、パワハラ。 転居や転職などの環境の変化、公害や添加物など化学物質。 安易な薬、アトピーや花粉症など慢性病、急性の病気、怪我。 たくさんです。。。 まだ他にもありそうです。 次は栄養失調について。 この飽食の時代にと思うかもしれませんが、忙しいからと、口にするものがファーストフードや加工食品、嗜好品にかたよると、質の良いタンパク質や糖質、資質が不足してきます。 当然、体に機嫌よく働いてもらうために必要なビタミンやミネラルも不足します。 必要な栄養が不足の状態が長く続くと、体内に蓄えられていた分も使い果たしてしまいます。 カロリーは足りていても栄養失調という状態になってしまうのです。 では、体の炎症とは。 私、最初はピンとこなかったのですが、例えば、アトピーは皮膚の炎症なのだそうです。 便秘や下痢になると腸内が炎症している可能性があるし、胃炎や腸炎は胃腸の炎症、脂肪肝は肝臓の炎症、歯槽膿漏は歯茎の炎症なのだそうです。 赤くなって腫れる、熱が出る、ウミが出る、痛みがあるなどは炎症なのですね。 炎症反応というのは、体が回復するための必要な反応なのだけど、その反応がダラダラと続くのは体にとって辛いことことなのだそうです。 ストレス、栄養失調、体の炎症。 何かしら心当たりがありませんか? 人の体は、様々のストレスに対応できる仕組みが整っているし、自然治癒力もあります。 それに、とても我慢強いので少々のことではへこたれません。 、、、が、その我慢も限界に達する時があります。 その限界に達した時になるのが副腎疲労なのです。 長くなっちゃいました。 副腎疲労がどのような病気かというお話は次回へ。。。 副腎疲労は老若男女、誰でもなる可能性のある病気です。 もしかすると、学校に行けない子どもやうつ病で休職している方の中に、副腎疲労が根本原因で具合が悪くなっている方がいらっしゃるかもしれません。 根本原因でなくても、副腎疲労を併発している方がいらっしゃるかもしれません。 副腎疲労は適切に対処すれば回復する病気です。 副腎疲労という病気の存在を知っている方が増えること、体調が上向きになり、希望を持てる方が増えていくことを願っています。